高く買取するためのコツ

バイクをカスタムして楽しむ一方、取り外したマフラーやシートなどをどのようにするかはかなり悩ましい問題のひとつです。

純正パーツであれば保管しておくに越したことはありませんが、不要になったパーツが社外品であれば、あれこれ考えるよりも価値が下がる前に売却してしまうのは非常に有効な選択肢だと言えます。

しかし、バイク本体と違ってパーツを買い取ってくれる業者というのは意外に数が少なく、どのようにして売れば高値で買い取ってもらえるのかはあまり知られておりません。

今回は、そんな知られざる中古パーツを買い取ってもらう際、「不要になったパーツをもっとも高く買い取ってもらうためのコツ」について解説させて頂きたいと思います。

カスタムパーツは見映えが重要!出来るだけ綺麗な状態にしておくことが高額買取の秘訣です!

バイク本体を高く売るための秘訣が「車体状態をよく確認できるよう洗車して綺麗にしておくこと」であったのと同じく、パーツを買い取ってもらう際も見映えが非常に重要です。

メッキ加工されたマフラーであれば乾いた布で丹念に磨き、泥ハネなどの汚れが付着した外装類であれば優しく水洗いして丁寧に乾拭きしましょう。穴あき・キズといった補修が必要なものの場合、下手に修復を試みると却ってマイナス判定がつけられることも多いため、出来るだけ綺麗にした状態で査定を依頼し、修復可能なレベルかどうかを見極めてもらった方が安心です。

以下、代表的なパーツの買取前の簡単なケア方法を挙げてみたいと思います。

パーツ買取前のケアその1・マフラー

カスタムパーツの花形であるマフラーは、サイレンサー・エキゾーストパイプとそれぞれの箇所を優しく丹念に磨いておくことが重要です。排気焼けに関しては気にする必要はありませんが、点サビ・泥汚れといったものは出来るだけ落としておきましょう。

方法としては1週間ほどの余裕を持って優しく水洗いし、点サビは100均で購入可能なクリームクレンザーをスポンジに取り、過剰に擦って塗装を落としてしまわない程度に磨けばOK。

全体の汚れが落ちきったことが確認できれば、もう一度水洗いして水気をしっかりと拭き取り、サイレンサー部を下にして風通しのよい場所でよく乾燥させておきます。こうして自然乾燥させた後は、乾いた柔らかめの布で水滴の跡や指紋といった脂分を拭き取り、新聞紙などにくるんで梱包しておきましょう。

パーツ買取前のケアその2・タイヤ&ホイール

ホイール・タイヤ類の買取査定を受ける場合、走行中の安全性の問題からマフラー以上に厳しい外観チェックを受けることになります。まずは汚れを丁寧に水洗いで落とし、キズ・点サビ・腐食がないかをしっかりとチェックしていきます。

ケア方法はマフラー同様にクリームクレンザーで十分ですが、スチール素材のメッキ加工以外では却ってNGに。マグネシウム・アルミ製ホイールの場合、スチールよりもキズつきやすい傾向にありますので、こうした素材の場合はシルバーダスターなどで優しく磨けばOKです。

こちらも磨いた後は新聞紙などで養生し、手の脂分がつかないように梱包しておきましょう。

パーツ買取前のケアその3・外装類

カウル・フェンダー・サイドカバーなどの樹脂製パーツの場合、ケアは水洗いと乾拭きだけで問題ありませんが、ガソリンタンクなど金属製パーツの場合は注意が必要です。

出来るだけ綺麗な状態にしておくことは共通ですが、力を入れて洗ったりクレンザーを使用すると塗装を傷めてしまいます。こうした金属製の外装パーツであれば、ホイール同様にシルバーダスターで丁寧に磨き、乾いた布で乾拭きした後にワックスがけしておきましょう。

金属パーツに限ってはワックスがけは非常に有効なケアのひとつで、光沢が出て視覚的に高く評価されやすくなります。

パーツ買取前のケアその4・ブレーキ&サスなどの足回り類

走行時の安全性に直結する足回り関連のパーツの場合、サビと動作性が重要チェックポイントになります。ブレーキ関連であればディスクローターのサビ・キズ・ゆがみを、サスペンションなどの場合はサビと加減衰による動作状況が重要視されます。

サスペンションのガス注入などは個人ではちょっと無理がありますが、ジッポオイルなどの揮発性の高いオイルで脱脂した後、手袋をはめて乾いた布で丹念に磨いていきましょう。

汚れを落とした後はサビのケアで、こちらはピカールなどの研磨剤できっちり落としておくと高く評価されやすくなります。時間と根気がある方であれば、台所用のスポンジにクリームクレンザーを少量取り、親指と人差し指でがっちりつまみながらコシコシと落としていきましょう。

どちらの場合も仕上げに水洗いし、よく乾拭きした後再度ジッポオイルなどで脱脂し、新聞紙などで梱包して完了となります。

パーツ買取前のケアその5・キャブレター

カスタムパーツ類の中でもコアなものに分類されるキャブレターは、外観状態とジェット類の欠品の有無が大きな評価の分かれ目となります。

不慣れな方は分解清掃は却って危険なので、ケアする際はパーツクリーナーにキャブをそのまま漬け込み、頃合を見てゴム手袋をはめてシューズ用のブラシでゴシゴシ洗浄していきましょう。

この時に使い古した歯ブラシなども使い、細かいところまで擦り洗いしておくとさらに良し。洗浄後は水洗いし、本体をよく振ってしっかりと水切りして風通しの良い場所で自然乾燥。

万全を期すなら、ドライバー1本で簡単に開けられるフロートまでは分解しておき、ネジ類と一緒に漬け込み洗浄しておくとよいでしょう。

買取前のパーツケアは査定評価を1ランク上げる重要テクニック!適切にケアして高額買取を狙おう!

以上が代表的なパーツのケア方法になりますが、これらのケア方法・必要機材はそれほど専門的なものではなく、洗車用アイテムとして日常的に使えるものが中心です。

ピカールなどの研磨剤はさすがに買えませんが、殆どのものは100均で手軽に購入できるものばかりですので、新しいパーツのケアをする上でも大いに役立つものだと言えます。売却前のパーツケアは、買取評価額を1ランク上に上げるだけではなく、売却後も大いに活用できる汎用性の高いものばかり。

査定評価が上がれば、ケア用品の代金は簡単にペイすることができますので、わずかな手間と出費は惜しまずケアしていきましょう。

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