カスタムバイク買取を依頼する前に確認したいこと

情報と知識が買取金額を左右する?カスタムバイクの買取依頼の前に要チェック!

携帯・スマホの普及率の上昇や、ネットオークションなどの知名度の高さに伴い、バイクにそれほど造詣が深くない方でも気軽にカスタムパーツに手が出せるようになりました。例えば、「ヤマハ マジェスティシリーズ」や「ホンダ FTRシリーズ」など、カスタムして乗ることが当たり前というバイクの認知度も高まっております。

しかし、乗り換えなどのために調べてはみたものの、「カスタムバイクは買取金額が安い」という情報を知り、売却先に困っているという方も増えてきているようです。

今回は、そんなカスタムバイクオーナーのための「カスタムバイク買取を依頼する前に確認したいこと・知っておくべきこと」について解説させて頂きます。事前知識を仕入れておくことで、あなたが思っていたよりも遥かに高額で買い取ってもらえる可能性が生まれますので、検討中の方は要チェックです!

あなたの愛車の状態は?カスタムバイクは査定前のセルフチェックが大事です!

当サイトの記事などでカスタムバイクに強い買取業者を選び、いざ査定の申し込みを…とスマホを握っておられたあなた、ちょっとお待ちください。

買取業者に連絡する前に、まずすべきことは愛車のセルフチェックです。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」とは孔子の名言ですが、これはまさしくその通り。売る・売らないを別にしても、愛車の状態を知っておくことは維持の上でも大変有益なことですので、メモ帳を片手にさっそく実践してみましょう。

メンテするかしないかは後回しにし、まずはチェックしてカスタム箇所やパーツメーカー、現状をメモ帳などに控えていくことをおすすめいたします。

関連記事:カスタムバイクの買取は可能か

セルフチェックポイントその1・マフラー&エキパイ

あなたが「バイクのカスタムパーツ」というキーワードを耳にした時、最初に思い浮かべるパーツは何でしょうか?

統計では実に8割以上の方が社外マフラーを思い浮かべるそうで、カスタムにおける非常にポピュラーなパーツのひとつです。社外マフラーに交換することにより、エキゾースト音が明らかに変化しますので、この迫力を味わうためにライトカスタムされる方も多いことかと思います。

最近では動画サイトなどの視聴率も高まり、マフラーの取り付け方法などを見よう見真似で実践してみた、という方もおられるでしょう。ですが、自分で社外マフラーを交換した場合、ガスケットなどの消耗品を交換していなかったり、組み立て方が不適切で排気漏れなどを起こしている可能性があります。

せっかく高価な「ヨシムラ サイクロン」を奮発していても、排気漏れを起こしている状態ではマフラー自体の欠陥も疑われるため、正当な評価を得られるか微妙な状態になってしまいます。エキパイの集合部などもしっかりチェックし、正常な形で装着されているのか確認しておきましょう。

セルフチェックポイントその2・ハンドル&メーター周り

社外マフラーの装着に続き、カスタム率が高いポイントは「ハンドル&メーター周り」です。質のいい「ハリケーン」や「レンサル」といったトップブランド製品であれば、十分プラス査定の材料になります。

ハンドルのマウント部分やメーターステーなどの状態もチェックし、ガタつくようになっていないか調べ、必要に応じて取り付け直してもよいでしょう。この箇所は安全性確認のため、一般的なバイクショップやディーラー店でもチェックされる重要箇所ですので、どんなに忙しくても最低限ここだけはチェックしておくべきです。

セルフチェックポイントその3・エアフィルター&ファンネルなどの吸気系

ビッグスクーターなどで定番となっている「パワーフィルター(エアフィルター)」、「ファンネル」といった吸気系パーツも取り付け確認をしっかりしておきたい重要ポイントのひとつです。

ノーマルのものであればそれほど大きな音はしませんが、社外フィルター・ファンネルを装着しているカスタム車は、「ポコポコ」とした非常に分かりやすい吸気音がします。

取り付け方法が悪かった場合や雨天走行時に水を吸い込んだ場合、かなり分かりやすい異音が発生します。ショップなどで適切に取り付けられていることが望ましいパーツですが、異音がするからと下手に取り外してしまうのは下策ですので、現状をメモして査定申込み時に現状と原因と思わしき心当たりを説明しましょう。

事前にしっかりと説明できている場合、万単位で減額されることはほぼありません。「キタコ」などの有名メーカー製でもそれほど高く評価されないのが残念ですが、逆に大きなマイナスになる心配もありません。

ただし、純正エアーフィルターがあった場合は、わずかながらプラス査定の材料になることも多々あります。

セルフチェックポイントその4・サスペンションなどの足回り

大型SSや「スズキ GSRシリーズ」など、スポーツ志向のモデルをカスタムする際に多いのが「サスペンション・ステアリングダンパーなどの足回り」です。取り付け状態がしっかりしていることはもちろん、サスの沈み具合やダンパーの動き幅をチェックし、動作状況をメモしておくとよいでしょう。

サスペンションは走行時の安全性確保のため、それなりのショップで取り付けしてもらっていることが殆どですが、無理にメンテナンスしようとすると本来の機能を損なってしまう恐れがありますので、ボルトの増し締め程度までに留め、素直に現状を説明される方がよい印象を与えます。

セルフチェックポイントその5・シートの破れなど外装系全般

「スズキ GS400」などの旧車や、ビッグスクーターに多いのがシート加工によるカスタム。本来の純正シートの状態と異なるわけですから、破れがない状態であることが理想ですが、破れの有無を確認してありのままの現状を伝えられるようにしておきましょう。

社外シートは純正シートがあればプラス評価の材料となりますが、ない場合は例えワイズギアなどのメーカーオプション品でも下がることがあるためご注意を。同時にサイドカバーやガソリンタンクなどの取り付け状態もチェックし、必要に応じてしっかりと固定しておくことをおすすめいたします。

セルフチェックした状態メモを片手に売却先候補へ相談しよう!

愛車に装着したカスタムパーツの具合など、車両の状態を確認した後はあたりを付けたバイク買取業者に仮査定の申し込みをしましょう。先に車両状態をチェックしたメモ帳などを手元に用意し、そうした詳細な内容を各買取業者HPの申し込みフォームから入力します。

電話では言葉のあや・ニュアンスの違いといったことで間違いが起こることもありますが、web上からの申し込みであれば入力した内容の控えが指定メールアドレスに配信されるので安心です。

多くの買取業者の場合、申し込み時の内容が薄い場合は「ノーマル車」という認識で担当者が決まるのですが、最初にカスタム箇所などの詳細を伝えておくことで知識の豊富なスタッフが担当となり、現車査定時の最終買取金額とのズレが少なくなります。

また、先の「カスタムバイクの買取は可能か」でB氏から聞いたように、こちら側の「売る気をアピールする」ことにも繋がりますので、ここをおろそかにしないことが高額買取実現の秘訣だと言えます。

折り返しの連絡が入った場合は、担当者からの質問に回答するとともにこちらからも疑問点について質問し、不明瞭な点がないように確認しておくと効果的です。売り主が疑問について尋ねてくるということは、担当者にとっては売る気がある好印象を与える結果に繋がります。

できれば一括査定サービスなども併用し、時間をかけて候補先を絞り込んでいくのが理想的ですが、もし時間的な余裕がない場合はバイク王・バイクランド・バイクワンあたりに同一日時に来てもらうというのも有効です。

カスタムバイクの価値は大きく変化!ちょっとした行動が高価買取の決め手に!

前回の記事でB氏から得たアドバイスのように、カスタムバイクを高く売るためには、しっかりとした買取業者選びと売却に向けた事前準備が大切です。

カスタム箇所・状態を把握し、それらの情報を元に買取業者へ査定申込みを行うことは非常に大きな意味があり、現車査定に呼んで提示価格の低さにがっかりさせられる労力をなくす意味でも大いに有効だと言えます。

当記事で解説させて頂きました内容をご参考に、あなたの自慢のカスタムマシンをより高く売るための事前準備にチャレンジしてみましょう!

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