年式・走行距離のチェック

バイクの売却時において、もっとも買取金額に大きな影響を及ぼす重要ポイントとして「年式」「走行距離」を挙げることができます。

これは中古自動車の場合でも同様のことが言えますが、実際のところその変動に関してご存じの方はあまり多くないのが現状のようです。

今回は中古バイク査定時における「年式」と「走行距離」について解説します。

愛車の買取査定で年式はどの程度影響があるの?バイク買取査定・年式編

パソコンなどもそうですが、バイク・自動車は製造年式が大きく影響する商品のひとつで、古くなるとかなり大きな価格差が発生します。一口にどの程度の価格差がつく、とは言えませんが、「カワサキ ニンジャ250」を例に取ると2016年モデルと2013年モデルとでは約9万円前後の差がつきます。新車販売価格からすると約20%の減算率となり、それなりに大きな差がつきやすいポイントであることは確かです。

また、モデルチェンジによって性能・デザイン・装備などが一新された場合も大きな価格差が発生しますので、モデルチェンジが行われにくい春から夏場にかけてが理想的な売却タイミングと言えます。やや扱いが難しいのは「マイナー車両を年式不明で購入した場合」で、登録初年度不明の車両がこれに該当します。この場合、事前に年式を特定しているのとしていないのとでは価格差がつくケースが多く、売却前に下調べをされることをおすすめします。

もっとも簡単な調べ方は「エンジンナンバー」もしくは「フレームナンバー」と車種名でメーカーに問い合わせることですが、稀にエンジンを積み替えた車両である場合もあります。この場合、カスタムパーツなどを組み込んだエンジンまたは上位グレードのエンジンを搭載したケースであれば高値がつくケースもありますが、基本的にはノーマル状態より値下がりを覚悟しておいた方が良いです。

そうした場合でもカスタム重視の買取業者・ショップであれば相場以上の価格で買い取ってくれるケースもありますので、諦めずに一括査定を申し込んでみるのも有効と言えます。

愛車の買取査定で走行距離はどの程度影響があるの?バイク買取査定・走行距離編

バイク・自動車における「走行距離」は、その車両のコンディションを図る上で大きなポイントとなっており、買取業者のおおよその目安は大体「走行距離」を目安に算出していると言えるほど。これは今も昔も変わりなく、低走行の車両はかなりの高額買取が期待できると言っても過言ではありません。特に高価買取に期待できるのは「カワサキ Z400FX」や「ホンダ CBX400F」といった旧車ですが、現行のリッターSSなども十分期待できます。

その一方、原付スクーターなどの走行距離を記録するメーターが4桁(9999km以降は0に戻るタイプ)までしか記録できない車両の場合、「走行距離擬装車」とされ買い叩かれることも。こうした事もあり、「走行距離」と「年式」でおおよその見当をつけ、実車査定で正確なコンディションを確認するというのが買取査定の基本と言えます。

本当に低走行の車両であっても、年式次第では安く見積もられてしまうこともありますので、査定申し込みの前に登録書類などを十分にチェックし、多くの買取業者にコンタクトを取るのが高価買取を実現するポイントのひとつです。

走行距離の目安はおおまかに分けて7段階?減額率の平均を知ろう!

中古バイクにおいて「走行距離」が大きな意味合いを持つことはご理解頂けたかと思いますが、実際に走行距離がどの程度減額の材料にされるか?というのはあまり知られていません。程々の人気がある現行モデルであれば、走行距離による減額判定はおおまかに分けて7段階あります。

一番減額率が低いのはもちろん未登録で走行距離ゼロの「新車」ですが、この場合は減額なしが基本です。これに準じるのが走行距離300km未満の「展示車・試乗車」上がりの車両で、こちらは「新古車」といった括りで扱われることが多く、減額率は5%程度となっています。

走行距離5,000kmまでの車両で10%程度の減額率とされており、そして「10,000km未満」「2万km未満」「3万km未満」「それ以上」と続き、走行距離が増えるにつれて10%刻みで減額というのが相場です。

もっとも、10,001kmと19,999kmの車両が同一条件なのか?と言われれば決してそうではなく、車両の外観やエンジンのコンディションなどで細かく判定され、差がつけられます。多くの中古バイク買取業者の場合、買取上限金額は走行距離0kmの車両を基準に見積もりを出しますので、この金額からあなたの所有するバイクの走行距離に対する減額があると理解しておけばまず間違いありません。

中古バイクに関しては「緩やかに減額率が上がる」のではなく、この7段階の状況に応じて一気に減額率が変動しますので、愛車の走行距離を意識して売却することが高価買取を実現するポイントと言えます。

メンテナンス・コンディション次第では年式相場以上の買取価格も?

バイクの買取査定における「年式」と「走行距離」の関係は上記の通りですが、オーナーのメンテナンスによっては減額率を抑えることも不可能ではありません。特に走行距離はその傾向が強く、最終的には「エンジンの状態」によって買取価格が決定することが殆どと言えます。

そのため、買取査定に臨む前には「エンジンのアイドリング・始動性」をチェックしておき、プラグ交換・バッテリー充電などで対応できる範囲は事前に対策しておくことをおすすめいたします。

長期間寝かせていた車両の場合、ガソリンが腐っていたりバッテリー上がりで始動できないというケースが大半で、始動可能な状態に戻すことはさほど難しくありません。売却前に愛車との思い出の確認として、最後のメンテナンスを行ってみるというのもバイクライフの楽しみのひとつです。

整備未経験でやり方が分からないという方は、整備経験がない方でも最低限チェックしてほしいポイントをまとめていますので、チェックをしてみてください!

ガソリン・エンジンオイルの状態を確認する

エンジン周りのメンテナンス

ライト・電装系のメンテナンス

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