もし自分の身の周り友人や知人でバイクを欲しい人がいれば、その人に売ってしまうということもバイクを売る手段としてあります。
ただし、高く売りたい場合は相手が知り合いということもあるので、少し気が引けるかもしれませんね。せっかく今まで大事に乗ってきた愛車だから大事に乗ってほしいという願望が強いようであれば、売却相手も選べる売り方なので、友人・知人に売却するのが良いでしょう。
そこで、友人・知人に売る時の注意点をご紹介します。
必要書類の準備をする
友人・知人に売却する際に一番厄介なのが、この書類の準備を進めるという作業かと思います。自賠責保険の残り期間の確認や名義変更に関わる書類の手配など、自分が理解していない状況で適当に進めてしまうとあとから厄介なことになります。
名義変更に関わる書類に関しては自分のバイクの排気量によって、手配する書類が変わってきますのでご注意ください。
たとえば、原付バイク(125cc以下)の場合は一度廃車の手続きを行った後に名義変更を進めることになりますし、それ以上の排気量のバイクは廃車の手続きは不要ですが、譲渡証明書の準備や納税証明書(400cc以上)・車検証(400cc以上)・軽自動車届出済証(126cc〜250cc)などをそれぞれ手配する必要があります。絶対に確認を怠らずしっかり準備を進めてください。
バイクの売値と支払方法を決める
必要書類が準備できればあとは売却するだけなのですが、困るのが売却金額ですよね。
勿論、自分の言い値で決めれるところなのですが、まずは中古車販売サイトやヤフオクで自分のバイクの相場を見ましょう。ざっくりした相場は少し調べればある程度把握できます。もっと正当に判断したい場合は、バイク買取業者に査定依頼をしても良いでしょう。
しかし、何だかんだ言っても最終的に金額の決定権は自分にあるので、相場金額を参考にしつつ、友人・知人と話しあった上で合意させることが好ましいです。
また、支払い方法もある程度事前に決めるべきです。一括支払いにするか分割にするか、後日振り込みか即日現金でもらうかなどしっかり前もって話し合いした上で売却を進めましょう。これを最初になぁなぁにしてしまってはその後のトラブルになりやすいです。お金が絡むと本当に人間の本性が出てしまいますからね。
交渉は友人・知人が相手なので、よほどのことがない限り、割とスムーズに進むと思います。
まとめ
以上が友人・知人にバイクを売る時の注意点です。
愛車を大事にしてくれる人(しかも自分が知ってる人)に売却できますし、売値も自分で決めれるという自由度が高い売り方なので、書類の準備が面倒でなければ友人・知人に売却するのも良いと思います。
ただし、色々な手間が掛かることは間違いないので、工数を考えるとやはり買取業者などにお願いして売却した方が手っ取り早いです。
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