赤ヘルおじさんのマークでおなじみ!レッドバロンに査定を依頼してみた!
赤いヘルメットをかぶったおじさんがトレードマークの”赤男爵”こと「レッドバロン」は、「バイク王」と並ぶ中古バイク取り扱い業界における最大手業者です。
日本全国多数の店舗で買い取ったバイクを再販しているレッドバロンは、販売力を支えるために中古バイクの買取も積極的に行っており、売れ筋車種であればかなりの高額買取も狙えます。
しかし、最大手企業らしくネット上ではかなりの頻度で悪評を目にすることもあるため、優良業者なのか悪徳業者なのか実態が掴みづらい…といった意見も多いようです。
そこで今回は、業界最大手業者のひとつ「レッドバロンに買い取り査定を依頼した際の流れ」について解説させて頂きたいと思います。
国内4大メーカーを始め、海外メーカー製バイクの新車も取り扱っている最大手・レッドバロンの買取は、果たしてどのような流れでどの程度の買取金額を提示してくれるのでしょうか?管理人が最近知人から譲り受けた2008年式の「カワサキ エストレヤ」を査定依頼し、その実態に迫ってみたいと思います。
レッドバロンの出張買取を申し込んでみよう!必要書類はわずかコレだけ!
業界最大手企業である「レッドバロン」は、バイクの扱いに非常に長けた業者であり、買取に必要な書類も最低限度のものだけでした。
「レッドバロン」に愛車の査定を申し込む際、必要となる書類は以下の通りです。
ただし、その他の買取専門業者の多くが採用している「成約時にその場で一括現金払い」はしてくれず、後日指定金融機関への振込みで支払われるため、買取に合意する場合は口座番号を知らせる必要があります。
身分証明書についてはコピーなどを用意する必要はなく、その場でササッと身分証明書の識別番号を控えられる程度ですので、現物さえ手元に用意しておけば問題ありません。
ステップ1・直接最寄りの店舗へ電話!webからは受け付けていないのが難アリ?
「レッドバロン」は自社HPからの査定申込みは受け付けておらず、オンライン査定の類は一切取り扱っていません。
そのため、査定依頼をする段取りを知るためにHPにアクセスしてチェックしていくと、フリーダイヤルにてご相談という旨の情報が記載されていました。そのフリーダイヤルに電話し、買取査定の申し込みを相談してみたところ、レッドバロン担当者の回答は「直接最寄りの××店へ電話してみてください」とやや塩対応。
気を取り直して案内された電話番号にかけ、出張査定を希望する旨伝えてみると、「とりあえず今からお伺いさせて頂いてもよろしいですか?」という回答がありました。
公式Webサイト:http://www.redbaron.co.jp/sell/direct.html
迅速な反応と言えば確かにその通りですが、こちらの都合もあるため査定日時の相談をしたい、という事から伝える必要があると言えます。
管理人の休みの日に希望してみたところ、「その日は12時から13時、もしくは17時から19時までならばお伺いすることができます」と告げられ、買取専門業者の柔軟さと比べるとやや融通が利かない印象を受けました。
レッドバロンは「店舗によってスタッフの質のムラが激しい」という噂を聞いてはいたのですが、これは当たらずとも遠からずといったところでしょうか。
ステップ2・出張査定は引き取って自社工場でのチェックに!結果は後日連絡のため要注意!
一週間の仕事が終わり、待望の休日と共に査定日時を迎え、レッドバロン担当者から電話連絡が入り、まもなくご自宅前へ到着しますと告げられ、自宅前でしばし待機。
間もなく「レッドバロン」の商標入りトラックが到着し、バイクカバーを外して早速査定してもらう予定だったのですが、「それでは失礼します」といきなりトラックに積まれそうになって焦ってしまい、説明を求める事に。
どうやらレッドバロンは他の買取専門業者とは異なり、「出張査定は自宅から車両を引き上げ、自社工場でチェックを行って後日査定結果と買取金額の連絡を入れる」という変則的な方式となっていることを知りました。
査定に出すバイクそのものが担保に取られてしまうことを懸念し、念のため買取金額に不満があった場合に出張査定費用などは発生するのか?と確認したところ、「不成約でも諸費用を請求することはありません」との言質が得られたため、エストレヤを任せてみることに。
店頭持ち込みの場合であれば、店長などのスタッフがある程度自分の裁量で買取金額を決定できるようなのですが、出張査定の場合はフレームの歪みなどを計測する機器にかけ、総合的な判断となるというのが説明でした。
あまり一般的とは言えない買取システムを実施しているため、案外こうした買取方法がレッドバロンの買取が評価されにくい理由のひとつなのかも知れません。通常、車両預かり後2~3日以内に電話で査定金額をご連絡させて頂きます、との事で、その日はエストレヤを預けるだけとなってしまいました。
ステップ3・2日ほどで査定結果の連絡あり!
車両の引き上げから2日後の夕方、レッドバロンより管理人の携帯に連絡が入りました。
比較的最近知人から譲り受けたこともあり、気付いていなかった不具合もあったようで、提示された買取金額は15万円。高いか安いかは微妙なラインですが、今回はあくまでも検証用の買取査定ですので、「他の業者さんにも依頼して検討したい」と伝え、返却希望とさせて頂きました。
エストレヤが返ってきたのでそれから2日後のことでしたが、査定スタッフの話通り出張査定費用などは請求されずに済み、安心しました。
この時、レッドバロンが謳い文句のひとつとしている「他業者より3万円高く買い取る」についても確認してみたところ、適用にはその買取業者の見積もり金額が分かる資料が必要との事。
買取を断った業者が見積もり金額の分かる書類などを渡してくれるのか甚だ疑問でしたが、そこは大人の対応としてスルー。買取希望時には1週間以内に指定口座への入金手続きが行われるとの事でした。
買取金額は良くも悪くも標準的!依頼するならレッドバロンで購入したバイクで!
以上が「レッドバロン」に買取査定を依頼した際の流れですが、一時的にとは言えバイクを引き上げられること、買取金額は後日振込みとなることを考えると少々微妙だな、と感じてしまいました。
ネット上での評判は良い噂・悪い噂が半々でありましたが、評価の統計と取ってみたところ「良い評価はレッドバロンでバイクを買ったオーナーのものが殆ど」でした。
逆に不満を抱いたという評価に関しては、レッドバロン以外でバイクを買ったオーナー、カスタム箇所の多い(純正パーツが欠品という方を含む)バイクのオーナー、旧車・稀少車のオーナーが殆どという結果に。
確かに買取金額の電話連絡が来た際、管理人が「もう少し高くなりません?」と聞いてみたところ、オペレーターの方が「うちのお得意様であればもう少し頑張らせて頂くのですが…」とお茶を濁していましたので、レッドバロンで高額買取を期待できるのはレッドバロンで買ったバイクのみ、と考えてよいでしょう。
このエストレヤの価値を知る比較対象が欲しかったので、車両返却後に「バイク王」に査定を依頼したところ、「うちでの買取金額は15万円です」と奇しくも同額が提示されました。
単に偶然の一致だと言えないこともありませんが、業界最大手業者として平均相場通りの価格をつける業者だと言えるのかも知れません。
この査定も結果的には断らされ頂いたのですが、「実はレッドバロンさんでも同額の結果だったので、もっと高値をつけてくれるところを探しています」と断る口実に切り出したところ、「そうですか、それならうちは17万円まで頑張らせて頂きます。」と査定スタッフの判断で上乗せに。
この辺りは人によって評価が分かれそうですが、支払い方法や買取相場価格、他社対抗価格の引き出しやすさなどを基に比較してみると、交渉のしやすさや購入元を問わない使い勝手のよさで「バイク王」の方に軍配が上がるのでは?というのが管理人のレッドバロンに対する評価でした。
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