廃車する前に考えておきたいこと

単純に乗る機会がなくなってしまった、事故で修理費が高すぎて処分、引越しなど理由は様々ですが、バイクを手放す際には廃車手続を念頭に置いた上で考える必要があります。

廃車手続を行うためには必要な書類を揃えたり、ナンバープレートの有無の確認など、それなりの用意をして行うことになります。

今回は、「廃車手続を行う上での注意点」及び「廃車する前に考えておきたいこと」について解説させて頂きたいと思います。

バイクを廃車する前にこちらをチェック!事前確認を怠らずに!

バイクを廃車するためには、事前に確認しておくべきことがいくつかあります。

いざ廃車しようと管轄機関まで足を運んだはいいものの、必要書類がなくて手続ができなかったり…ということは、プロでも案外あるものです。そういった時間の浪費を避けるためにも、事前に確認しておくべきことは確認しておきましょう。

事前に確認しておきたい主なポイントは以下の通りです。

廃車手続前の事前チェックその1・あなたの愛車の排気量は?

一口に「バイクの廃車」とは言っても、その排気量によって管轄する機関は異なり、それぞれに応じた機関の窓口で手続を行う必要があります。

・50~125ccまでのバイク(原付1種・2種区分)…お住まい地域の各役所

・126cc以上のバイク(軽二輪・小型二輪区分)…お住まい地域を管轄する運輸支局

必要な書類も排気量によって異なりますが、おおむね所有者の氏名・住所が記された書類と自賠責保険証書・認印が必要になってくるとお考えください。必要書類等の詳細は、以下の記事にて解説させて頂いております。

関連記事:必要な手続きと書類関連

廃車手続前の事前チェックその2・今現在の愛車の名義人は?

管轄機関の確認が済みましたら、必要書類の有無と合わせて現在の名義人の欄を確認しておきましょう。あなたの愛車がローンで購入したバイクである場合、所有者欄は購入したバイクショップまたはローン会社の名義となっているかと思われます。

この状態では所有権がバイクショップまたはローン会社にあるため、あなたの一存で廃車手続を行うことはできません。

こちらの場合は、あなたが支払いを行っているローン会社に問い合わせするか、もしくは購入したバイクショップに出向いて支払いの相談を行い、所有権解除が可能かどうか取り決めした上で廃車することになります。

こちらも以下の記事内に詳細がありますので、合わせてお読み頂くことをおすすめいたします。

関連記事:ローン中のバイクを買取依頼する前に確認したいこと

廃車手続前の事前チェックその3・自賠責保険の残り期間は?

廃車するバイクの必要書類と名義人が確認できた後は、加入が義務付けられている自賠責保険証書をチェックしておきましょう。すでに有効期限が切れてしまっている場合は構いませんが、有効期限が1ヶ月以上残っていた場合、保険会社に解約の申し出を行うことで保険料の還付が行われます。

軽自動車税・重量税といった税金であれば、年度途中で廃車した場合に自動的に還付金の案内が来ますが、自賠責保険の場合はこちらから申し出しない限り戻ってきません。解約手続自体は無料で行えますので、自賠責保険証書に記載されている保険会社の窓口へ電話し、解約手続について説明を受けておきましょう。

廃車手続前に再確認!あなたは何のために廃車しますか?

上記の3つが確認できたら、後は管轄機関の窓口で必要書類を提出することにより、個人でも簡単にバイクの廃車手続を進めることができます。

しかし、実際に管轄機関にて廃車手続を行う前に、どういった理由で愛車を廃車するのかをよく考えておく必要があります。

もしあなたが廃車する目的が、単純にそのバイクに乗る予定がなくなってしまった、もしくは故障して高額な修理費を支払えないので一時的に廃車したい場合、そのまま寝かせておくことはかなり勿体無いことになってしまいます。

バイク・自動車という乗り物は、毎年のように新車種が発売されており、現在あなたが所有している愛車がどんなに人気車種であったとしても、寝かせていた期間の分だけ車両価値は下がり続けていきます。

税金などの問題で一時的に廃車はするものの、将来的に再び乗るおつもりであればご自身で廃車してしまうのが一番ですが、売却を前提とした廃車であれば手続一切を無料で代行してくれる中古バイク買取業者に任せてしまう方が遥かにお得だと言えます。

この場合は諸費用の一切が無料であることに加え、現在の中古バイク市場の相場に照らし合わせた適切な買取金額で買い取ってくれるため、車両評価額が下がる心配をする必要はありません。

場合によってはあなたの愛車が買取強化車種に指定されていることもあり、その機を逃さずに売却すれば年度が代わって税金が発生しても十分お釣りが返ってくる可能性は非常に高いと言えます。

ただし、個人売買でバイクを売却するのであれば話はまた別で、ヤフオク!などで名義変更の確認などの心配をせずに済むよう、廃車した上で取引するというのは有効な選択肢です。

あなたが廃車する目的が一体どれなのか、それを手続前にしっかりと見極めておき、最良の選択ができるよう事前確認しておきましょう。

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