「晴れた日の休日は、お出かけ前に愛車の洗車をしてリフレッシュ。」
そんなバイクオーナーの方も多いのではないでしょうか?
ガソリンタンクや外装類が洗車によって艶やかに洗い上がると、それだけでも心が満たされるものがありますよね。こうして綺麗に洗い上げたバイクは、見た目も非常に美しくなりますので、買取査定を受ける前に洗車しておくことで査定スタッフに好印象を与え、高額買取の可能性を高める有効な手段でもあります。
しかし、適当にカーシャンプーを使ってざっくりと洗い上げるだけでは片手落ちで、洗車にもそれなりのテクニックがあります。
今回は買取査定を前にし、入念に洗車して仕上げたいというオーナーの方向けのおすすめ洗車テクニックをご紹介します。
記事の目次
バイクの洗車はどうして必要?洗車の基本・おさらい編
勢いよく水をかけよく泡立ったバイク用洗剤で汚れを落とすと、非常に気持ちよさを感じますね。
バイクを洗車するということは、愛車を美しく維持し続ける上での重要なメンテナンスと言う事もできます。洗車することにより、走行中にまみれた埃や汚れなどを洗い落とすことはもちろん、エンジン周りやホイールなどの各部位の劣化状態などを仔細に観察できます。
つまり、オイル漏れやタイヤの減り、チェーンのたるみといった走行時の安全性に関わる重大なトラブルを未然に防ぐことにも繋がります。
ただ単に美しい状態に維持するためではなく、バイクとあなたの体そのものを守る立派なメンテナンスです。「オーナー自らの手で綺麗に洗い上げられたバイクは、美しい見た目と丁寧なチェックをされて大事に乗られていた」という評価を得る絶好の武器でもあるわけです。
そうした視点から考えると、買取査定前に洗車することがいかに査定スタッフの心証を良くし、高額買取に繋がる可能性を広げる材料であるかを理解することができます。
あなたの洗車知識は大丈夫?間違った知識でダメージも!? 洗車の手順・用具編
洗車の基本は、洗車に適した日を選ぶことから始まり、日差しがあまりきつくなく雨が降る可能性が低いことが理想的です。これは洗車時にバイクにかかった水分が蒸発し、水シミや洗剤のすすぎ残しが発生しやすい直射日光の量を控えるためです。
やや曇っている程度の日差しが理想的で、真夏のギラつくような日差しの日は気持ちよさそうですが、避けたほうが無難です。洗車を行える日が限られ、どうしても日差しが強い日に行わざるをえないのであれば、水で洗い流す頻度を多くするなどの注意が必要です。
バイク用洗剤は事前準備が重要?洗車の手順・バイク用シャンプー編
バイク用洗剤(バイク用シャンプー)は薄めて使用することが基本で、そのままブラシ・スポンジなどに付けて洗ってしまうと表面を傷つけてしまう恐れがあります。
まずはバケツに適量を入れ、勢いよく水を入れて十分に泡立ててください。たっぷりと出来た泡を惜しみなく使い、その泡を使って汚れを浮かせながら洗い上げるのが美しく仕上げるコツです。
バイク全体にたっぷりと水かけ!洗車の手順・洗い始め編
バイク用シャンプーの用意ができましたら、次はバイクの車体全体にたっぷりと水をかけ、付着した汚れを浮き上がらせることから始めてください。その時、バイクの前面・上側から水をかけ、ホースなどで逆向きにかけたりしないように注意してください。
逆向きに水をかけてしまうと、吸気系などから水を吸ってしまうなどトラブルの種になる可能性がありますので、「上から下に、重力に逆らわないように流す」のがコツです。特にエアクリーナー・ファンネル・乾式クラッチといった仕様のバイクは、その箇所に水がかからないよう前もって
保護しておくことをおすすめします。
上から下へ各部位で道具を使い分けましょう!洗車の手順・洗車実践編
水をたっぷりと使ってバイクの汚れを浮き上がらせる準備ができたら、いよいよバイク用シャンプーを使って洗車開始。
水かけ時と同じく、車体の上から下でブラシなどを使ってシャカシャカと洗っていきましょう。ここで注意して頂きたい点は、持ち変える・道具の調達が面倒だからと言ってひとつの道具だけで済まそうとしないことです。
カウル類やサイドカバー、ガソリンタンクといった塗装の柔らかい部分は、軟性のカーブラシでも細かいキズが入ってサビ・塗装剥がれの原因にもなります。こうした比較的デリケートな部分は必ずスポンジを使用し、ホイールやエンジンなど耐久性の高い箇所にのみブラシを使うよう心がけてください。
バイク用シャンプーの泡が少なくなってきた場合は、ブラシで勢いよくかき混ぜて再度泡立てながら入念に洗っていきましょう。
すすぎもたっぷりの水でしっかり洗い流し!洗車の手順・洗い流し編
愛車の各部を丁寧に洗い、汚れをくまなく落とすことが出来れば今度はすすぎに移ります。
洗車前の水かけ同様、たっぷりの水でシャンプーの泡や汚れが残らないよう、しっかり洗い流していきます。途中、カウルやタンクを手で触ってみてぬめりなどがないようチェックしながら行うことが理想的です。
水分が残らないよう注意しつつ表面を撫でるように!洗車の手順・拭き上げ編
洗車による泡や汚れ・ぬめりを洗い流せたことが確認できれば、最後は拭き上げが待っています。こちらも水滴がしっかりと切れるように車体の上から下へ、丁寧に拭き上げていきましょう。
バイクの構成部品の多くは金属製ですので、水分が残らないように丹念に拭き上げてください。
とは言っても力をかけて拭くことはNGで、優しく表面を撫でるように行うのが理想的です。拭き上げには古タオルやウエスよりも、専用の「拭き上げ専用クロス」や「セーム革」を使いたいところですが、事情あって調達が難しい場合は時間をかけてさらに優しく撫でるように拭き上げていきましょう。
洗車に慣れている方であればワックスがけを行うのも有効ですが、この手順で行えば誰でも見事に愛車を洗い上げることができますので、買取査定前の準備としてはここまでで十分と言えます。
洗車の秘訣は「手間を惜しまず・上から下へ・優しく丁寧に」行うこと!
買取査定時に好印象を与える有効な武器である洗車の仕方を紹介しました。いかがでしたか?
これまで間違った洗車手順で行っていた方は、ぜひ実践してみてください。水シミやすすぎ残しなく吹き上がった愛車の姿に思わず惚れ惚れしてしまうほどです。もう少し時間に余裕のある方は、合わせて「チェーン・スプロケットのメンテナンス」も行っておけば事前準備はまさに鬼に金棒状態です。
大切な愛車を高く評価してもらうためにも、丁寧に洗車しましょう!
・関連記事:チェーン・スプロケットのチェック(サビ・キズ・汚れなど全般)
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